福井コンピュータホールディングス(福井県福井市)は、新築およびリフォームを行う際の建材・エクステリア・インテリアなどの商品を、3DデータとしてWEB上で公開する「3Dカタログサイト」を、来年4月をめどに開始すると発表した。
「3Dカタログサイト」のイメージ
同サイトでは、リフォームや新築プランの仕様選定等で必要な住宅設備・建材等の3DデータをWEB上で公開。特別なシステムを使用せずに、誰でも住宅プランのリアルな検討が可能なサービスの実現を目指している。
システムキッチンやユニットバスなどの住宅設備の場合、サイズや色、オプションの組み合わせは数億通り以上となるが、新築・リフォームを行う際、住宅設備や建材の検討は、カタログやサンプルを使用して検討することが多いのが実情。
また、新築やリフォーム予定の空間を使用して検討することが困難なため、施主は完成イメージを想像しながら商品選定を行うケースが多い。
同サイトでは、このような住宅設備・建材等の膨大な組み合わせを検討する際、3Dデータを使用してWEB上で即座に確認することが可能。
また、実際に同社グループの建築CADソフトウェアで作成した住宅等の空間を、3Dカタログサイトに公開可能であるため、施主は実際の商品と空間を使用して、リアリティある家づくりの検討が可能となる。
同サイトでは、利用範囲や目的に合わせて、無料会員・有料会員の区分を設け、各種サービスを提供する予定。

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