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リノベホテルを不動産小口商品化に
今年8月、京都に築100年超の京町家をリノベーションして作られたホテルが開業する。名称は「蔵や聚楽第南」。2棟の土地価格とリノベーション費用は2億円台前半。外観は町家の面影を残すが、室内は高級感ある「和テイスト」に全改装する。約100平米の部屋が2つあり、それぞれ一泊5万円~の宿泊費を想定している。
築100年超の京町家をホテルに
実はこの再生プロジェクト、三田証券(東京都中央区)が始めた不動産小口化商品。1口100万円( ただし10口単位)で予定利回り年率6~7%程度と想定して販売。セミナーなどで告知したところ1カ月足らずで法人・個人含め14人の投資家の参画が決まった。
3月30日に組合を組成し、投資家らによる町家再生という異例のプロジェクトがスタートした。投資家へのリターンは宿泊売上高が主な原資で、年2回実績に応じて分配する。

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