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今年3月31日に閉鎖された奈良少年刑務所をホテルにリノベーションするプロジェクトが始まった。全国で宿泊施設を展開するソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ(東京都港区)を代表企業とするグループが保存・活用事業の優先交渉権を獲得している。
1)1908年に完成した奈良少年刑務所。「ハビランドシステム」と呼ばれる放射状に伸びた構造が特徴
刑務所は重厚感のある煉瓦作りの建物で、奈良監獄として1908年に完成。1946年より少年刑務所となった。明治政府により建設された5大監獄の1つとされ、ほぼ当時のまま現存する唯一の刑務所。奈良市般若寺町の閑静な住宅地にあり、面積は10万6千平米の広大な敷地を有し、2016年には国の重要文化財に指定されている。
再生案は史料館を主とし、ホテル、レストラン、カフェバー、温浴施設、商業テナントエリア等を展開。
2)再生プラン。既存の構造を生かしたままコンバージョンする
3)独房の通路もコンバージョンする予定(イメージ)
この記事の関連キーワード : ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ ホテル リノベーション 再生

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