現場を退いても雇用できる体制を
年商1.5億円の外装専門店である志村建装(東京都北区)は、ベテランの自社職人を営業マン化することで、職人を生涯雇用できる体制づくりを進めている。
同社では、下請け会社の施工品質に不足を感じ、10年ほど前から自社職人による施工体制を整備してきた。現在は女性1人を含む7人の職人が在籍。全体の8割を自社職人で賄えるようになった。
同社の職人のウリは、塗装だけでなく、防水や雨漏りなど建物本体に関する知識がある点。社員でもあることから学習意欲が高い。職人のスキルアップは、他社との差別化にもつながっている。

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