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500万円台の工事、年間40件
リフォームプロ(神奈川県川崎市)が提供する団地専有部のリフォーム「リダンチ」が好調だ。現在年間40件ペースで受注しており、同社の年商2億6000万円のうち7割を占めるまで成長した。
自然味あふれるリフォームが人気だ
国産床材など素材にこだわり
リダンチとは、団地の専有部に同社こだわりの自然素材の建材を用いたリフォームを行うサービスだ。床材であれば、秋田杉、信州唐松など、また内装材もオリジナルの漆喰や珪藻土などを提供。
また、「自分らしさ」にこだわる顧客が多く、既製品では満足せず、扉や洗面化粧台を造作している。工事はスケルトンからで、単価のボリュームゾーンは500万~600万円。 顧客は30代の1次取得層。夫婦か子供がいる家族が主だ。分譲団地の物件を購入し、リフォームをして住むことから、同社では顧客が資金計画を立てやすいように、平米9万8000円、11万円、12万8000円の3段階のグレードでパッケージ化している。
見直される生活環境の良さ
「団地の良さが見直されており、住みたいという子育て世代が増えていると実感しています」と話すのは阿部悌二社長だ。

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