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東京急行電鉄(東京都渋谷区)が集合住宅の一棟まるごとリノベーションに取り組んでいる。現在着手しているのが神奈川県横浜市の青葉台エリアの築30年の共同住宅。同社ではこの44戸ある物件を買い取り、共用部と専有部の改修をし、分譲マンションとして売り出している。どんなリノベーションなのか、リポートする。
「ドレッセリノ青葉台」
オーダーはリノベる
「お客さんの好みの家にリノベーションできる点がこの物件の特徴です」。こう話すのが都市創造本部開発事業部住宅開発部マンション担当の近藤大輔氏だ。この物件「ドレッセリノ青葉台」の売りの一つが、専有部内の間取りやデザインを自分好みの家に仕上げることができる点だ。例えばオーダーメードであらゆるこだわりを叶えたいという人には、リノベるのデザイナーが専属で対応する。ただ、1からオーダーするのは大変、手間がかかるという人向けにはセミオーダープランの「パズルセレクト」が用意されている。
これはあらかじめ間取りプランを用意しており、そこから好みのプランを選択していくというもの。例えば、キッチン空間なら、アイランド、対面、壁付けなどから選べる。また、玄関近くの部屋を子供部屋にする、土間スペースにする、シューズインクロークにするといった選択が可能。最大で100通りのプランとなる。
「ヴィンテージ」プラン
ノームコアなど3種から
さらに、部屋の雰囲気は「ヴィンテージ」「ノームコア」「いろどり」といった3タイプから選択。それぞれのテイストに合う、建材をあらかじめ複数種類用意しており、ここでもまた自分の好みのものを選んでいくというものだ。例えば、飾らないシンプルな空間を目指した「ノームコア」であれば、全体的に白やグレー調の建材がセレクトされており、そこから選べば、自然とノームコアテイストの部屋ができる。

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