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1000坪に十数棟が集積
「歴史的な街並みを後世に残したい」―――。地域住民のそんな思いから生まれたのが長野県長野市の「ぱてぃお大門蔵楽庭(くらにわ)」だ。これは、12もの蔵や商家を利用した商業施設。同施設の立ち上げから運営まで携わっている、まちづくり長野(長野市)でタウンマネージャーを務める越原照夫常務取締役に話を聞いた。
蔵や商屋を利用した人気の観光スポットが誕生
年間13万人が来場
約1350年の歴史を持つ善光寺の門前町の一角に、明治や大正から続く蔵や商家が集まっていた約1000坪のエリアがあった。
「ぱてぃお大門蔵楽庭」は、これを丸ごと1つの商業施設として生まれ変わらせたもの。オープンは2005年。年間で約13万人買い物客が訪れ、4億8500万円を売り上げるほどの人気スポットに成長した。
リノベーション前は活気から遠ざかっていた
現在、飲食店を中心に14のテナントが営業中。敷地の中ほどにある中庭「ぱてぃお」では、ビアガーデンや紙芝居公演など、様々なイベントが開催されている。

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