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タムタムデザイン+ひまわり、「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2018」総合グランプリ受賞 ガラスを多用・海を感じる空間設計に
黒川紀章への手紙
20年前に世界的建築家のデザインした建物を、地元建築家がリノベした物件が、リノベーション協議会(東京都渋谷区)主催の「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2018」で総合グランプリを受賞した。デザインはタムタムデザイン(福岡県北九州市)、プロデュースは不動産会社のひまわり(同)。タムタムデザインは、2年ぶりのグランプリだ。
Before:元の部屋は壁が海を遮っており、見える所が限られていた
After:ノンフレームを意識したガラスの間仕切りは、圧倒的な開放感を与え、海を一望できるように
ノーフレームのガラスで間仕切り感なくす
この物件は、黒川紀章氏がデザインし、1999年に竣工した高層マンション「門司港レトロハイマート」20階の1室。北九州市のシンボル的な建物だ。
玄関から部屋中央部までが玄関土間で、大きさは10平米、入り口から5mほどある。段差には間接照明を入れた。「広い玄関土間なので、キャンプグッズやゴルフセット、自転車も置けます」(タムタムデザイン・田村晟一朗社長)
一番の特徴である巨大ガラスは、天井までつながる1m70cmの規格サイズ型大判ガラス。ノーフレーム施工を目標にし、天井際はフレームをつけていない。「壁だと外界と隔てられるので、ガラスは最初から入れるつもりでした。間仕切りを感じさせないディテールにし、海を感じられる空間設計を目指しました」
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