「木造の魅力」伝える
クボデラ(東京都中野区)は、約30種類の木を使用した自社オフィスの打ち合わせ室を生かして、施主に木造住宅の魅力を伝えている。
床から天井までさまざまな木が使用され、色や香りの違いを感じることができる
名前は「樹のソムリエstudio(スタジオ)」。元々事務所だった建物をリノベーションし、2015年3月21日にオープンした。同社の職人と、富山県の木材卸売、住宅会社の山秀(富山県砺波市)の職人とコラボして作った。
12畳の打ち合わせスペースと奥のキッチンスペース10畳で計22畳。使用されている建材は杉やひのきが多い。広葉樹もあり、ナラやタモ、チークなどが使われている。床は広葉樹で木はそのままの色を使用。「広葉樹は熱帯雨林中心で取れて、まっすぐ育たず、育つのもゆっくりなのが特徴です」(窪寺伸浩社長)

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