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・福岡市の地元企業が連携してリノベの魅力を伝える「レノバライフFUKUOKA」
・蔦屋書店の一角に、リノベ事業者4社がセミナーや相談に対応
・福岡の様々なカラーを持ったリノベーターの魅力を伝えるため
三好不動産やデザイナーとコラボ
福岡県福岡市の地元企業が連携してリノベーションの魅力を広めるプロジェクトが始まった。名称は「レノバライフFUKUOKA」。「六本松蔦屋書店」を運営する九州TSUTAYA(鎌浦慎一郎社長)と三好不動産(三好修社長)、企画・コンサルティング会社のシェルフアソシエイツ(坂口敬司社長)が共同で行う。地元のデザイナーも参加。第一弾イベントが9日に始まった。
六本松蔦屋書店で「リノベ」というライフスタイルの提案を始める
VR体験も
「リノベーションというライフスタイルを提案していきたい」。こう話すのは九州TSUTAYAの佐久間崇取締役。運営する「六本松蔦屋書店」では2月9日から22日までの14日間、「レノバライフウィーク」というイベントを開催中だ。期間中、コーナーの一角ではリノベ事業者4社がセミナーや相談に対応。リノベをテーマにしたイベントは初で、中古マンションストックが豊富な福岡に新たな住まいの選択肢を提案すると意気込む。
イベントに参加する企業は地場有力不動産会社の三好不動産や、デザイン性の高いリノベが人気のアポロ計画。さらにリノベスタイル福岡、コードスタイルも協業する。
イベントの共同主催でもある三好不動産はVRを使ったバーチャルリノベ体験を実施。住宅流通事業部の堂脇善裕部長は「3つのプランを用意し、より現実に近いプレゼンテーションが可能となります。ビフォー・アフターを既存の写真やパースだけでなくVR体験頂くことで、スピード感をもって物件選定していただけます」と話す。
VRは瞬間接客VRというサービスで、スペースリー(東京都渋谷区)の商品。森田博和社長は「購買意欲を高めることができる」と話す。
プロジェクト開始の理由についてシェルフアソシエイツの山田良太専務取締役はこう話す。「私どももグループにリノベーション会社がありますが、福岡にはさまざまなカラーを持ったリノベーターが多い。この魅力を伝える方法はないかと思い今回のプロジェクトを企画しました。集客力の高い蔦屋書店で開催することで、リノベを知るきっかけにしたい。参加企業も増やしていく考えです」
異業種とも思える蔦屋書店がかかわる理由について、佐久間取締役はこう話す。「蔦屋書店は単に本を売る店ではなく、住まい方、暮らし方を提案する場です。例えば、料理本のコーナーには器を置いて買えるようにしたり。今回のリノベもブースの近くに関連本を置いています」
同店は他の書店と一線を画す運営で人気を集める。六本松の店は2017年9月に開業し、年間の来店者数は480万人を超えた。プロジェクトは今後も継続していく方針で、福岡のリノベ、中古住宅流通を開拓していく方針だ。
写真左からシェルフアソシエイツの坂口敬司社長、九州TSUTAYAの鎌浦慎一郎社長、三好不動産ソリューション事業部・住宅流通事業部の堂脇善裕部長
↓ 過去の「TSUTAYA」に関する記事はこちらから
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