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後藤組設計室、地域から愛される駄菓子屋に交流スペースを

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後藤組設計室、地域から愛される駄菓子屋に交流スペースを

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 2018年9月、のんびりとした住宅街で地域から愛されている駄菓子屋が生まれ変わった。神奈川県・二子新地にある「だがしんち」だ。築34年の駄菓子屋と店裏にある部屋を改修し、コミュニティースペースとコワーキングスペースを併設。施工費は900万円だ。コミュニティースペースを利用した地域交流のイベントは、毎回多くの近隣住民たちでにぎわっている。

後藤組設計室 シンプルなデザインが特徴Before:改修前の駄菓子屋スペース。もともとはスーパーだった
After:シンプルなデザインが特徴。壁面は棚を取り付けるなどのカスタマイズができる

白と木のコントラストで魅せる

 内装は、天井や壁の白と壁面に多く使われた木のコントラストがすっきりとした空間だ。壁面は、棚を取り付けるなどのカスタマイズができる。壁と天井、木部の塗装はDIYで仕上げており、壁の塗装は地域の子どもたちも手伝った。

 設計を協同した吉川亮設計室(神奈川県川崎市)CEOの吉川亮氏は、「DIYは人の味が出る魅力があります。ガラス張りの建具によって、仕切られているけど空間がつながっているように見えます」と話す。

 後藤組設計室(神奈川県川崎市)の後藤智揮氏は、当初、コワーキングスペースは大家の木村氏が管理する物件の入居者が打ち合わせや読書などに利用する空間を考えていたと話す。「入居者の利用だけでなく、地域の人にも使ってもらえる場所を目指しました」

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