リノベでHEAT20G2レベル
古材などを販売する建築建材店ReBuilding Center JAPAN(長野県諏訪市)と中田製作所(神奈川県鎌倉市)はトークイベントを行い、ReBuilding Center JAPANが空き家を断熱リノベーションして自宅とした例を紹介した。同イベントはHEAD研究会エネルギータスクフォースが主催する「断熱展」にて行った。
物件は築50年、180平米で無断熱の木造戸建て。90平米ほどを生活空間として断熱し、HEAT20G2レベルまで向上させた。床は同社の古材を採用し、壁は土壁の土と漆喰を混ぜて塗装。下地材には信州のベニヤを用いるなど県産材を再利用した。東野唯史社長は「床張りや左官などの仕上げ工事は自分たちで行いました。一般の方がまねできるように古材はなるべく少なくしています」と語った。
今年1月10日の温度計測では、出社から帰宅まで暖房器具を稼働していなくても17.5℃をキープ。外気の最高気温はマイナス1℃、最低気温はマイナス10℃だった。

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