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《リノベーションエリア分析京都編(2)》レ・コネクション、京町家のリノベホテル人気沸騰

《リノベーションエリア分析 京都編 (2)》レ・コネクション、京町家のリノベホテル人気沸騰

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リノベーションエリア分析 京都編 (2)

 インバウンド需要で賑わう京都。海外観光客が増え、街の様子も変わってきているが、実は今、古い建物が次々と蘇っている。京都ならではの伝統住宅「京町家」を残そうと、リノベーションビジネスが活発化。現地ではどのようなビジネスが流行っているのか、京町家再生に取り組む2社をリポートする。

企業 (2) レ・コネクション

32棟再生、3期目で年商13億円

 京町家を次々とホテルに生まれ変わらせているのがレ・コネクション(京都府京都市)だ。「紡(つむぎ)」というブランドのホテルをこれまで32棟施工・販売し、来年3月末までには47棟にまで増える見込みだ。年商は3期目の前期で13億円。今期は20億円を見込む。

宿泊客の8割が海外

 インバウンド需要を受けて、京都ではホテルの開業が相次いでいる。中でも急激に増えているのが「紡(つむぎ)」というブランドのホテルだ。3年ほど前から増え始め、現在32物件が稼働。さらに増える見込みで、建築中の現場も少なくない。

レ・コネクション ホテル「紡(つむぎ)」の外観ホテル「紡(つむぎ)」の外観

 他のホテルと一線を画すのが元「京町家」ということ。京都の歴史を感じられるという点が売りで、特に海外観光客からの人気が高い。実に宿泊客の8割が訪日客。稼働率は約8割と、競争が多い京都のホテルマーケットの中でも高い水準だ。

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