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《リノベーション物語》岩淵家守舎、築古の長屋次々とよみがえる

《リノベーション物語》岩淵家守舎、築古の長屋 次々とよみがえる

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リノベーション物語ロゴco-toiro iwabuchi
コトイロの家

 東京都北区岩淵町で、築古の長屋を次々とリノベーションするまちづくり会社がある。それが2年前に立ち上がった岩淵家守舎(同区)。これまで、木造長屋を3棟リノベし、賃貸物件、シェアキッチン&コワーキングスペース、店舗併用住宅に生まれ変わらせてきた。長屋のリノベを続ける理由と、未来について語った。

岩淵家守舎 リノベ後4部屋とも満室Before:改装前の外観は、昔ながらの集合住宅だった
After:リノベ後4部屋とも満室。外壁は墨色に塗装した

外壁の色は墨色に統一、内装はDIY可能に

 これまで岩淵家守舎が手掛けてきた物件は、全て1人のオーナーが所有する築60年を超える2階建て木造長屋。全15
棟保有しており、2017年に2棟、翌年に1棟リノベした。

岩淵家守舎 改装された賃貸部屋の一例改装された賃貸部屋の一例

 3棟のリノベでは、2つの共通点がある。1つが、外壁を墨色にした点。「元々の色は白で、周囲もクリーム色が多い。そこで色を反対にし、インパクトをつけるために墨色に塗り替えました」(織戸龍也代表取締役)

岩淵家守舎 墨色で統一し、入り口は木材を使ったスライドドアにした墨色で統一し、入り口は木材を使ったスライドドアにした

 もう1つが、DIY可能にしている点。例えば、最初にリノベーションした2階建て4部屋の賃貸住宅「コトイロの家」。壁は、一面ラーチ材の合板張りに。これはDIY時に厚みが必要なことと、木のぬくもりを感じられることから採用した。

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