カチタス決算、増収増益 販売戸数1％増の3093件に

カチタス（群馬県桐生市）は第2四半（4-9月）の決算を発表した。連結売上高は前年同期比3.9％増の492億6100万円、営業利益は同2.1％増の57億500万円、経常利益は同1.9％増の55億8300万円、純利益は同0.6％増の37億1100万円となった。

緊急事態宣言が解除後の5月6月は低価格高品質の住宅への購買意欲は底堅く、販売物件に対する反響数（問合せ数）は前年同月比約120％と伸長。7月以降も在宅時間の増加で住環境を改善したいというニーズが顕在化し、前年同月を上回る反響数で推移した。また反響数増加に伴い、リスト化している見込み顧客数も増加。販売件数は同1.0％増の3093件となった。

2021年3月期の通期は連結売上高は同0.3％増902億600万円、営業利益は同0.1％増101億2800万円、経常利益は横ばいの98億9600万円、純利益は同28.9％増の66億9100万円を見込んでいる。