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インテリアへの関心高まる
コロナによる生活様式の変化から、ホームステージングへの依頼内容にも変化が生まれている。年間1500件以上のホームステージングを手がけるホームステージング・ジャパン(東京都品川区)のクハルスキー・ルーカス社長は「書斎のステージングの依頼が増えた」と語る。リモートワーク用のスペースを設ける物件が増加しているが、そこに何も置いていないとイメージが喚起されにくい。このスペースが働ける場所だと明確にわかるステージングをすることで、物件の魅力を視覚的に伝えることができる。「これまではリビングダイニングをステージングするプランが多く、書斎や寝室はオプションとして用意していたのですが、最近はオプションをつけていただくことが増えました」
同社が手がけた書斎のステージング事例
日本で一番長くホームステージングを行っている同社の強みは、豊かな経験値だ。ホームステージャーは1週間に5件のステージングをこなしている。その経験値を生かして、物件のテイストや立地、ターゲットなどにあわせたホームステージングを施す。
「パッケージではなく、物件にあわせたステージングプランをその都度立てています。培った経験とセンスが強みです」
同社はスペインのインテリアブランド「La Forma(ラフォーマ)」の総代理店を務めている。BtoBで展開していたが、昨年からはC向けにネットショップを開設。売れ行きは好調で、インテリアへの関心度の高まりを感じているという。そのようなニーズの変化の中でリフォーム事業者にもホームステージングを活用してほしいとルーカス社長。「ホームステージングをする際に、なぜこの壁紙なんだろうとかこれをつけておいてくれたら使いやすいのになどと思うことがあります。リフォームをする前から一緒に取り組むことで得られるメリットがあると思います」と語る。
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