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WAKUWAKU、新戦略「リノベ不動産2.0」発表

WAKUWAKU、新戦略「リノベ不動産2.0」発表

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リフォーム産業新聞イメージ画像17「暮らしの民主化」加速へ

WAKUWAKU(神奈川県横浜市)は、中古住宅購入とリノベーションのワンストップサービス「リノベ不動産」の新事業戦略「リノベ不動産2.0」を発表した。

主なポイントは3つ。まず、ブランドアイデンティティのリニューアルを行い、ロゴを一新。「日本住を、愉快に。」というメッセージを掲げた。鎌田友和社長は「リノベ不動産のサービスを日本中に展開することによって日本の住まいを愉快にしていくという明確な宣言であり覚悟」と語る。

2つ目は、カスタマーサクセス体制の強化。これまで直営店の現場で課題と向き合ってきた専門性の高いメンバーが、幅広い分野においてブランドパートナーのサポートを行う体制を構築する。

そして、DX推進の強化。さまざまなデータを統合する基幹システムをリリースする。「システムの活用によりブランドパートナー様は現場の生産性を向上でき、エンドユーザーはきめ細やかなパーソナライズされたサービスを享受することができる」と鎌田社長。

コロナ禍において同社のウェブサイトへの流入は月間16万UUから48万UUへと急増し、年間流通取引総額は461億円を突破。中古不動産購入やリノベーションに注目が集まり、市場のさらなる拡大が見込まれていることから「暮らしの民主化」を加速していきたいと考える。

「業界の都合によってつくられた住宅に人が暮らしをあわせるのではなく、その人らしい暮らしを実現するためのサービスを提供していく。これが我々の考える『暮らしの民主化』です」と鎌田社長。「徹底的に顧客ファーストなサービスを提供するために事業者が抱える課題を解決できるサービスを順次拡大し、2030年には流通取引額1兆円を目指します」

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