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買取再販事業を手掛けるリップル(埼玉県川越市)は、開始5期目ながら、2021年3月期には11億円を売り上げ、販売件数は40件ほどを記録している。今期は70~80件と販売数を増やし、売り上げも18億円と増加を見込む。業績は好調だが「年商20億円を目指すと岩﨑大吾社長は目標を掲げる。同社の強みである設計力と、昨年参入した戸建てのリノベーションについても聞いた。
【リポート/編集部 後藤梓】
買取再販の物件。漆喰や無垢の木に囲まれた内装に
戸建てのリノベサービスも開始
同社の中古住宅が注目を集めている要因は、独自の設計力だ。社内には設計と施工管理の、6人が在籍している。
「中古の住宅を売買する『物』としての価値でなく、一番に住み心地の良さを重視している」と岩﨑大吾社長は話す。
ファミリー層に向けたマンションでは、生活動線を意識したリノベーションをしてから販売をしている。例えば小さな子供も住むと想定した中古物件では、玄関の収納を増やしベビーカーを置けるよう土間を広げた。また室内のアクセスしやさも重視。廊下からパントリー、洗面所から個室にスムーズに移動しやすくし、廊下からも部屋からもウォークインクローゼットにアクセスできるようにし、複数人が住むことを考慮したたことも。

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