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築40~50年の空き家戸建てをメインに、賃貸物件に蘇らせている会社がある。カラーズバリュー(大阪府東大阪市)だ。大熊重之社長は全国古家再生推進協議会の理事長も担う、空き家再生のプロ。2021年8月期のリフォーム売上は3億8000万円を達成した、独自のビジネスモデルとは。
【リポート/編集部 後藤梓】
原状回復以上リノベ未満で売上3.8億円
和室はそのままで畳を新しくし、アクセントのある壁やふすまに
同社の顧客は、不動産投資をしたい40~50代がメイン。リフォームだけではなく、空き家探しもサポートする。戸建て賃貸を手に入れたい投資家に人気だ。
ある物件は物件価格が100万円、リフォーム価格が350万円だった。低価格で不動産投資ができるハードルの低さが同社の売りだ。実際、年間工事件数は366件もある。顧客の半分以上はリピーターだ。商圏は本社のある関西を地盤に、関東や北陸でも展開している。東京では葛飾区、神奈川県は秦野市など、特に空き家戸建てが多いエリアが中心だ。
リフォームの特徴は原状回復ほど小さな工事ではなく、リノベーションのような大がかりではない、それらの中間だ。

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