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リノベーション事業の強化1年で、売上高3億2000万円を記録したビルダーがフクヤ建設(高知県高知市)だ。急成長の背景には、主軸である新築事業のノウハウを生かした、独自のイベント運営があった。
「リノベで叶える住まい展」開催
同社は新築OB向けのリフォーム部署内でリノベーションを対応していたが、2020年に専門部署として独立した。2021年「Root renovation(ルートリノベーション)」と新たなネーミングを銘打っている。ネームバリューを高めるため、テレビや映画館上映前のCM放映・キャラクターグッズの作成・完成見学会を実施。特に総合住宅展示場で開催するイベントに注力している。
リノベーション事例写真の展示会を開催
高知市内の総合住宅展示場「RKC住まいるパーク」にて、月に1~2度「リノベで叶える住まい展」と題した展示会を行う。展示会と銘打っている通り、事例写真をパネルにして並べ来場者に見てもらうというもの。施工事例写真だけではなく、同じアングルで1箇所を撮影し、工事による変化がわかりやすいよう、ビフォーアフターを比較できる写真も用意している。目を引くよう、ビフォーはモノクロ、アフターはカラーで写真の色合いに変化をつけるといった工夫も凝らす。
「その場でリノベーションに関するお悩みや相談も対応しますが、相談会という名前だといかにも宣伝の場といったイメージを持たれてしまう。以前新築モデルハウス内に写真展示した際も好評だったので、気軽に足を運べて見てもらえる展覧会のような場にしたいと考えました」と営業企画課の水野智史氏は話す。

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