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リフォーム、リノベーション、「便利屋コンシェル」の3つの事業を展開するのがモリシタ・アット・リフォーム(兵庫県姫路市)だ。2023年12月期のリフォーム売上高は4億4000万円。近年はリノベに注力し、住宅の耐震診断などを強みとしている。
売上高は4億4000万円
リノベは1.5億円
耐震診断の様子
売上高4億4000万円のうち、リフォーム事業が約2億8000万円、リノベ事業が約1億5000万円、便利屋コンシェル事業が約1000万円。便利屋コンシェルは家具の移動やゴミ出し、庭の手入れなどの日常生活の手伝い、水漏れや床の修理といった家のメンテナンスに対応するサービスだ。同社と提携している10数社が実際の業務に対応している。
同社の強みは3つの事業により、住宅のほぼ全ての悩みを解決できる点だ。リノベーション事業部の佐伯直紀部長は「当社は近隣エリアに特化した地域密着型の会社のため、対応できないことがあると地域1番店を目指すのは難しいと考えています」と語る。
同社の売上高は約10年間ほぼ横ばいだが、リフォームの売り上げが縮小し、リノベの売り上げが拡大している。「約10年前の当社は単価が200万〜400万円の中規模リフォームがメインの会社でした。この10年で家電量販店などの異業種がリフォーム市場に参入してリフォームの売り上げは減少しましたが、現在はリノベに力を入れています」と佐伯部長は語る。

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