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リノベーションやDIY ブームによりデザイン性の高いタイルが注目を浴びている。またCT(Charge Transfer)触媒機能によりメンテナンスがしやすくなったセルフクリーニングタイルや床暖房対応型タイルなど、機能性を高めた商品も多数登場している。
タイルの出荷量は戦後大きく拡大したが、ユニットバスやシステムキッチンの台頭により減少。一方で2000年前後から輸入タイルのシェアが急増し、海外のデザインタイルが市場に出回るなか、国内メーカーもそれに負けじと輸入品にない意匠性や機能性を持った商品開発が進んだ。
「最近では過去のデザインを再現した『復刻版』タイルも登場するなど、国内メーカー独自の技術と研究の成果を商品開発に生かしています」(多治見市美濃焼タイル振興協議会 加藤輝良実行委員長)
タイルの一大産地である岐阜県東濃部のタイル製造メーカー、商社等で構成された多治見市美濃焼タイル振興協議会では、3月4日~7日に東京ビッグサイトで開催される「建築・建材展2014」に出展。今年はタイルと親和性も高いリノベーションをテーマに展示する。こだわり派の多いリノベーションユーザーへの提案におけるタイル活用を推進していく。

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