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中古再販の年間成約戸数が最も多い企業は「カチタス」―――。 本紙編集部では中古住宅を買い取り、リフォームした後に販売する「中古再販マーケット」(買取再販)を独自に調査した。年間成約戸数をベースにベスト10をまとめた。
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関西ビルダー、フジ住宅が3位
中古住宅再販ランキング :リフォーム産業新聞社調べ
トップのカチタス(群馬県桐生市)は戸建て住宅を中心に、年間2879戸の中古再販を手掛けている。旧社名はやすらぎ。墓石販売事業からスタートし、1998年から再販事業に乗り出した。現在では全国に107店舗を構え、累計の再販戸数は3万を超える。
仕入れコストの安い競売物件やユーザーから直接買い取りなどで物件を調達し、1200万円程で販売。年間売上高は360億円にもなる。
2位はマンション再販事業のインテリックス(東京都渋谷区)。年間販売戸数は1124戸。同社は1995年に再販事業を行う専門会社として設立した業界の草分け的存在。「リノヴェックスマンション」のブランド名で首都圏を中心に事業を展開。現在は東証二部に上場している。営業拠点を地方都市へ拡大しており、札幌、大阪、福岡にも拠点を持つ。またその施工技術を生かして、再販事業に参入する企業の設計・工事請負も強化中だ。
3位は新築ビルダーのフジ住宅(大阪府岸和田市)。年間販売戸数は1077戸。大阪を地盤とした戸建て分譲に強みを持つが、再販事業も積極展開。新築も中古も手掛ける体制となっており、再販事業は売上構成比の2割強を占める成長分野。
4位は、再販専業のトータルエステート(神奈川県横浜市)と大京グループの大京リアルド(東京都渋谷区)が600戸で並んだ。
トータルエステートは、神奈川県を中心に展開するマンション再販の専門企業。「リノテック」ブランドで事業を展開する。すぐに生活が送れるようにテーブル、椅子などの全室家具が付いている点が特長。
大京リアルドは、「リノアルファ」ブランドでマンション再販事業を展開。2013年からは集合住宅を1棟丸ごと買い取り再販する事業「グランディーノ」シリーズをスタート。エントランス等の共有部も含め建物全体の価値を高めて販売を行っている。
調査は2012年度実績をベースに集計。詳細なリポートは、リフォーム産業新聞社が6月16日に発刊した「中古住宅市場データブック2014」に収録している。
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