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日本土地建物(東京都千代田区)は、一棟貸ししていた社員寮をリノベーションし、都市型コンパクトタイプの賃貸住宅「ラフィーヌ芝公園」として竣工した。

ラフィーヌ芝公園
ラフィーヌ芝公園は東京タワー至近の芝公園に囲まれた都心の好立地に位置し、オフィス街へのアクセスに優れながらも閑静で緑豊かな住環境。「都市で働く人、都市で暮らす人の価値観やライフスタイルにマッチした『都市型コンパクト賃貸マンション』」というコンセプトで各住戸をフルリノベーションした。
内装はアクセントクロス・モザイクタイルを採用した壁、明るめのフローリング、白に統一された建具類などで個性を演出。また稼働棚で多様なサイズに対応可能な収納など、各所にデザイン性と利便性を両立させた収納も設置した。
同社はビル賃貸や不動産コンサルティングなどを主力事業としており、土地や建物の売買に合わせた形でのリフォーム・リノベーションを適宜行っている。社員寮からのコンバージョン(用途変更)としては、これまで老人福祉施設へ改修したケースなどがあるが、一般賃貸住宅へのリノベーションは今回が初。
昨今の企業側による社員寮縮小の傾向で、賃貸社員寮としての契約終了後に用途が空く物件は増えている。同社は今後も流動的な対応でコンバージョンによるリノベーションを適宜進めていく。

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