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≪テーマ: リフォーム会社の不動産業参入、ここがポイント≫
「リフォーム受注拡大のため」ではダメなわけ
◆今週のゲストコラムニスト◆
しあわせな家 山田篤社長
8年目で思うこと
中古住宅の仲介手数料は成約価格の3%+6万円です。3000万円の物件では粗利96万円。リフォームで同額を稼ぐのにかかる労力に比べると非常に効率的です。これから本格的な中古住宅流通の時代がやってくる日本において、この事業をやらない理由は無いとお考えの方も多いのではないでしょうか。そこで、中古住宅とリフォームの「ワンストップビジネス」を始めて8年目の弊社が、一番大事だと思う「幹」の部分をお話しします。
結論から申し上げると、何より大切なのは「理念の共有」です。「なぜ不動産売買を始めるのか?」と問われたときに社長をはじめ、社員の誰もが同じことを語れるようにする。これが一番大事な幹の部分であり、一番難しいことでもあります。「リフォーム受注拡大のため」。こんな理由ではお客様はついて来てくれません。「不動産屋はいい加減だから」。こんな敵をつくるような理由では長続きしません。もっと普遍的で社員やお客様の心に響くものでなければいけません。

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