・カルテットが、100%ウェブ集客で年間3億円のリフォーム売り上げ
・詳細な広告設定、PVの高いページへの気配りでユーザー獲得
・スタッフにも力を入れ成約率上昇、売上高5億円を目指す
塗装、元受けで3億円
ハウスメーカーや総合リフォーム店の下請けが中心で、1億円未満の小規模な事業者が多い傾向があるのが住宅の外装リフォーム業界。そんな中、カルテット(東京都小平市)は、年間約250棟をエンドユーザーから直接受注し、約3億円を売り上げている。同社の宇野清隆社長に成功の秘訣を聞いた。
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対象は23区全域
同社の集客手段はほぼ100%がウェブだ。これには、店舗の立地が大きく関係している。
同社が5年前に店舗を開設した小平市は、人口約18万8000人、世帯数約8万8000の都心部からほど近いベッドタウンだ。宇野社長が着目したのは、同市内と23区内との外装リフォームの価格帯の違い。30坪の戸建て住宅で屋根・外壁塗装の合わせて120~130万円という価格帯が、23区内では通用したが、小平市内ではユーザーの反応が鈍いと感じた。このため、数キロ先は杉並区という立地から、メーンターゲットを23区全域に設定した。そして、広範囲のユーザーに訴求しやすいウェブに特化した集客を選択することとなった。

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