・京坂ホームは水まわりのリフォームを武器に、5店舗で14億8000万円の売り上げ
・住設機器に触れられる体感型ショールームと、商圏を被せた店舗配置が特徴
・今年4月に新店オープンしたこともあり今期は17億円の売上を計画
体感型ショールームで差別化
2005年に外壁塗装店として設立された京阪ホーム(大阪府枚方市)は、水まわりのリフォームを中心に、5店舗で14億8000万円を売り上げるまでに事業を拡大している。成長のポイントについて、近藤亘社長に聞いた。
リビングを再現した空間展示も用意
水まわりが強み
一番の特徴は店舗展開。5店舗すべてが水まわりの住設機器に触れることができる「体感型ショールーム」となっている。
「実物を見てから検討したいという方は多いです。自社ショールームで商品を比較検討できるようにしておけば、受注につなげやすい」(近藤社長)
最も規模が大きい高槻店は、広さ約80坪のショールームスペースに、キッチン7台、バス4台、洗面化粧台5台、トイレ4台を展示。キッチンはLIXIL、クリナップ、パナソニック、バスはLIXILとパナソニック、洗面化粧台はLIXIL、トクラス、パナソニック、トイレはLIXIL、トクラス、パナソニックというように、メーカーは2、3社に絞っている。「いきなり多くのメーカーの商品を扱うよりも、初めはある程度絞った方が営業も仕入れもしやすい」(近藤社長)という。

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