水回りリフォームを手掛けるリプレ(大阪府大阪市)は、リフォーム受注が好調だ。前期はリフォーム売上高4億8000万円で、その前の期から10%ほど伸びた。5年前に創業してから5億円近くまで伸ばしてきた要因は、マッチングサイト経由での受注率の高さだ。
付帯工事も明記
5点満点中、リショップナビでは4.7点、ホームプロでは4.5点と高い評価を得ることで次々と受注を獲得している
同社は年間リフォーム件数400件弱で、そのほとんどが水回りリフォーム。キッチンやバスなどのリフォームを手掛ける。平均単価は120万円。
同社の強みは、マッチングサイト経由での受注率の高さだ。現在、全体の売上高の8割はリショップナビやホームプロといったマッチングサイト経由。同社の受注率はおよそ40%だ。「業界平均では20%でもいい方」(古川賢社長)と言われているなかでは、比較的高い受注率をほこる。
その要因は主に2つ。1つは郵便やメールではなく手渡しで見積もりを出すこと。同社では、現場調査後に、見積もりをなるべく手渡しで行いその場で説明も行う。見積もりも細かく作成し、設備、電気、大工工事などの付帯工事も明記。依頼者目線の明朗会計を心掛けている。実際、「相見積もりしたなかで、最も分かりやすかった」「見積もりの説明を受けたことで詳細が分かった」など、見積もりが決め手になったことから同社に依頼した人が多いという。
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