屋根リフォームを専門に手掛けるまるかさ(京都府宇治市)は、ショールームとホームページによる集客で、リフォーム売上高約2億6000万円と好調だ。元請けに転じたのが4年前と後発だが、着実に業績を伸ばしている。
元請け転向で存続危機を回避
ドローンを活用
ショールームの内外観。屋根模型を展示し、ホームページにも
同社は年間200件のリフォームを手掛け、主に雨漏りの補修や屋根の張替えを請け負う。平均単価は93万6000円で、100万円以上の工事が売上高の7割を占めている。
3年前から強化したのが主に2つ。それが、ホームページとドローンの活用だ。ホームページは3年前にリニューアルし、最も関心を集めているのが施工事例だ。屋根の葺き替え、雨漏り、塗装など、気になる項目ごとに閲覧できる。実際にここから受注につながる顧客も多い。
例えば、「屋根だいじょうぶ!?」のタイトルで施工事例を複数挙げた記事では、ドローンを使った撮影による、施工前と施工後の写真を掲載している。さまざまな角度からの撮影が可能なので、素人目にも屋根の状態が分かりやすい。
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