付加価値の高いリフォーム提案を床から考える。今回はペット、特に犬を飼育する施主に向けての床リフォーム提案を取り上げる。1000万頭を超える犬が飼育されており、こうしたペットに配慮した床の提案はそのまま差別化につながる。
ペットの室内事故を防ぐ滑りにくい床材が増加(写真提供:大建工業)
犬の飼育率は15%超
一般社団法人ペットフード協会の調査による2014年の犬の飼育頭数は1034万頭。飼育率は15%を超える。20件の施主のうち、およそ3件は犬を飼育している計算になる。また、近年の犬の飼育の最大の特徴は、室内飼育の率が上昇している点。室内飼育率はここ数年80%を超えてり、室内の床について考える際にペットの存在は無視できない存在になっている。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1653号(2025/06/16発行)2面
-
1652号(2025/06/09発行)2面
-
1651号(2025/06/02発行)3面
-
1650号(2025/05/26発行)5面
-
1649号(2025/05/19発行)5面