コスモス・ベリーズ 三浦一光会長
家電を量販店並みの価格でリフォーム店などに卸すコスモス・ベリーズ(愛知県名古屋市)。ヤマダ電機グループの強みを生かした流通モデルを進化させつつ、リフォームと家電を一体化すれば、リフォーム業界はもっと伸びると強調する。三浦一光会長に聞いた。
会費1万円で格安仕入れ
――1万円の月会費を払って加盟店になれば、家電量販店と同等の安さで家電を仕入れられるのが特徴ですね。加盟店は今も増え続けているのでしょうか。
2016年9月30日現在の総加盟店数は1万791店舗。このうち、工務店やリフォーム店は670店です。しかし、いまやリフォームを行っているのはリフォーム店だけではありません。燃料店や家電店も参入する玉石混交の中、リフォーム事業を手掛ける店というくくりで数えれば、リフォーム関連加盟店はもっと多くなります。
――一時期、工務店やリフォーム店の加盟店数が急増しましたが、現在は踊り場に差しかかっています。なぜでしょう。
リフォームのあり方が変化しつつあるからです。工務店やリフォーム店はこれまで、家電をリフォームの「おまけ」、あるいは値引き代わりの施主へのプレゼントと捉えていました。だから安価に家電を仕入れられる当社の加盟店になっていたのです。
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