長谷工リフォーム 河合英樹社長
マンション建設の大手、長谷工グループが変わり始めている。これまでは新築のマンション施工を軸としてきた同社だが、実は今グループ内で突出して伸びてきているのが「リフォーム」事業だ。事業を担う長谷工リフォーム(東京都港区)はマンション建設のプロによる大規模修繕と室内のリフォームが好調で前期は約349億円の売り上げ。この4年でほぼ倍の規模に成長してきている。今年4月に社長に就任した河合英樹社長に戦略を聞いた。
管理物件の8割改修
――長谷工グループには20社以上の会社がありますが、「長谷工リフォーム」はグループの中でも売り上げが大きい部類に入ります。急成長していますが、要因は何でしょう。
長谷工グループでは「フロー事業と、ストック事業の両輪でいく」と打ち出されてからもう10年位経ちます。それ以降、リフォームを強化してきました。売上高は2012年3月期は190億円くらいだったので、だいぶ伸びてきていますね。
伸びた要因としては、社員数が倍近くなっています。特にマンションの共用部工事の現場の所長の数を増やしてきました。それに伴い、売り上げも伸びてきています。社員数は今期末で540人にしたいです。
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