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シンヨー、機能性重視で年間100億円

シンヨー、機能性重視で年間100億円

シンヨー
安念忠夫常務
1243号 (2016/12/06発行) 17面
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 マンションの大規模修繕事業で、年間約100億円を売り上げるシンヨー(神奈川県川崎市)。同社の強みは、高い機能性を持つ防水塗装技術。専業事業者として売り上げ拡大を続ける同社の安念忠夫常務に話を聞いた。

4千万円超工事を年200件

――1930年創業と老舗ですね。元々は、どんな事業をされてきたのですか。

 船舶塗装が創業事業でしたが、長く海外プラントの塗装事業をやってきました。30年前ごろから海外プラントの仕事は減ってきたのですが、国内のマンションリニューアル事業を強化してきました。

――現在の売り上げは。

 前期は会社全体で134億円。うちリニューアル事業が100億円弱。そのほか、国内のプラント事業が30億円、人材サービスで5、6億円あります。

――今では売り上げの大半をマンションリニューアルが占めるわけですね。工事案件としては、どのくらいの規模のものが多いのでしょうか。

 平均すると、40〜50世帯くらいのマンション。工事価格でいうと、4000万、5000万円というところです。工事件数は年間200件ほどで、1億円を超える工事も15件はある。

 工事内容で言えば、屋上、廊下、ベランダなどの防水塗装が一番多いです。それ以外にもタイルの落下防止、サッシの入れ替え、玄関扉の入れ替えとかが多いね。

プラント塗装の経験生かす

――昨今、大規模修繕事業者も増えてきて、差別化も難しくなってきています。

 当社で言えば、元々プラント塗装出身なので、塗装の性能で差別化しています。

体験させるというのを始めました。新入社員同士、仲良くなることで、横のつながりをつくるというもの。今年採用した社員ではまだ離職者がいないので、効果も見え始めています。

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