グリーンイノベーションズHD、施工請負や中古ワンストップを提供
グリーンイノベーションズホールディングス 都築博志 社長
オール電化と太陽光を中心とした事業から、施工を請け負う「トップリフォーム」、不動産仲介売買・リフォームまでをワンストップで提供する「スマイエスト」など、事業の多角化で新たな収益の柱を作り上げているグリーンイノベーションズホールディングス(東京都品川区)。都築博志社長に、今後のグループ戦略について聞いた。
住宅産業で多角化推進
――トップリフォームの全国展開に続き、BtoC事業として「スマイエスト」の出店も開始しています。今後のグループ全体としての方向性は、どんなところを目指していくのですか。
単一事業ではなく複数の事業を同時に走らせながら、それぞれの事業をさらに拡大していく。そうしてグループとして、住宅産業という市場の中でより大きな組織にしていきたいと考えています。
――様々な事業を展開されていますが、現在どの事業のボリュームが大きいでしょう。
今年の前期売り上げが43億8000万円で、うち7割を太陽光が占めています。残りの十数億円をトップリフォームとスマイエスト、産業用太陽光などが占めている感じですね。
施工を全国レベルで
――まだ太陽光の割合が大きいのですね。では、今後伸びる余地が大きいのはどの事業だと考えていますか。
施工請負業のトップリフォームですね。コンセプトは「施工プラットフォーム」。ここ3年ほどは、予算も毎年およそ2倍に伸ばしながら事業を広げています。現在は、関東圏ではすべての工事を、クロスと給湯器は全国レベルで施工を請け負っています。今後はクライアントのニーズに合わせて、全国でも施工の業種を増やしていきたいですね。
――トップリフォームの主要取引先は、家電量販店などの大手が中心のようですね。今後は、例えばリフォーム店やメーカー、また一時利用といった形での施工を請け負う可能性もあるのでしょうか。

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