HARMONY 山本航聡 社長
創業3年目にして年間受注棟数50棟を数える三重県津市の住宅ビルダー、HARMONYがこれからFC展開するのが、自然素材のローコスト住宅WOODBOXだ。「誰もが手の届く価格帯で自然素材の家を提供したい」と語る山本航聡社長に、FC事業の概要や中身を聞いた。
リフォーム会社も取り組めるモデルを
――まずは、ウッドボックスの概要についてお聞かせください。
自然素材が生み出す空間のぬくもりは、本当に心地いいものです。ただ、どうしても自然素材の家は高額になってしまう。そのなかで自然素材の住まいをたくさんの方に提供したいと思ったことから、木や漆喰、珪藻土などを用いた化学物質を含まない自然素材のローコスト住宅を企画・開発しました。それが、今年の1月からスタートした「WOODBOX」で、これからFC展開していきます。
―― 具体的にはどのような規格になるのでしょうか。
基本的には規格住宅なのですが、デザインや色が何種類かの中から選べます。まず、家の形状が4つあります。住まいのデザインを極限まで追求した立方体の「CUBE」、古き良き日本の伝統美の要素を含んだ「JAPANESE」、オシャレで明るい雰囲気を重視した「NATURAL」、異国情緒が漂うアンティーク調の「BRITISH」です。どれも可能な限りシンプルな作りにして強度を高め、無駄な費用を抑えています。また、基調になるカラーは「ホワイト」「ブラック」「レッド」「ブルー」「ウッド」の5つから選べます。
――では、金額や仕様について教えてください。
24坪のプランで920万円です。メンテナンスフリーの外壁、断熱玄関ドア、室内壁漆喰仕上げ、無垢の床材、おしゃれなデザイン階段や木製家具、断熱樹脂サッシなど、これらも全て標準仕様です。
――リフォームメーンの会社でも始めることに問題ないですか。

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