日本塗装名人社(JPM) 池田大平 社長
全国の塗装専門店や塗装職人による施工塗装グループ日本塗装名人社(以下、JPM)が、2014年8月の発足から3年を迎えた。今後は、約100社の加盟企業数を300社に増やして規模拡大を図り、塗装における日本一の施工メーカーを目指す。今年8月に新社長に就任した池田大平氏に話を聞いた。
勉強会を月2回開催
――池田社長は、塗装会社麻布(本社・愛知県春日井市)の社長であり、JPMの結成時から事務局長を務めてこられました。JPM発足の目的は何ですか。
ハウスメーカーや塗料メーカーなど、塗装サービスを売っている企業さんの施工のお手伝いをすることです。今は家電量販店やホームセンターなども塗装サービスを売っていますが、塗装業者が直請けするのは結構少ない。それなら塗装業者が組合を作り、塗装を第1次で請け負おうというのが発端でした。さらにBtoBをやる以上は正式に法人にして、1つの塗装会社として発足しました。
――現在、何社が加盟していますか。
加盟店数は96社です。この中には、加盟前は年商4000万円だったけど今、4億円になった会社とか、年商2500万円の一人親方が1億4000万円に伸ばした事例があります。私どもが経営のノウハウを教え、その通りに実践すると売り上げが上がっていく。加盟店の社員教育のための勉強会も月に2回ほど開催しています。
――人気がある勉強会はどんな内容ですか。
一番好評なのは「ナンバー2会議」。全国の業績の良い会社のナンバー2が事業内容を発表します。自社の社員がこれに参加すると、ピカピカの"火の玉"になって帰ってくるので加盟店もうれしい。業績に直結しますから。
施工保証が付き安心
――新社長として、どんなことを手掛けていく計画ですか。

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