有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

大都、リノベ需要向上にDIYを

大都、リノベ需要向上にDIYを

大都
山田岳人 社長
1281号 (2017/09/19発行) 9面
このエントリーをはてなブックマークに追加

大都 山田岳人 社長大都 山田岳人 社長

 DIY文化の構築を目指し、体験型DIYショップや工具に特化したECサイトなどを展開する大都(大阪府大阪市)。2014年に大阪、2015年に東京・二子玉川にオープンしたDIYスクールも順調に生徒数を増やしている。山田岳人社長に、DIY市場の風向きと今後の戦略について聞いた。

追い風が吹く

――日本ではなかなか根付かないDIYですが、普及は進んでいると感じますか。

 追い風は強くなってきていますね。先日も、感度の高い人をターゲットにしたライフスタイル提案型雑誌で、DIYを切り口にしたリノベーション特集が組まれていました。リフォーム会社やハウスメーカーも、DIYを切り口にしようと考えているところが多くなり、住宅展示場でのDIYイベントの依頼なども増えています。

――DIYスクールなどは、リノベーション需要アップにどうつながるのでしょう。

 スクールに来る人たちは、住まいに関心を持っているので見込み客と言えます。実際にうちのスクールを卒業した生徒さんたちは、住宅購入時にみんな中古を選んでいる。さらに、僕たちのスクールの特徴は、ワンポイントレッスンではなく継続的に通うところです。通ううちに講師との信頼関係も深まるので、電気や水道などプロにお願いするべき工事が発生すると、大半の生徒がその講師に依頼するか、業者を紹介してほしいと相談に来ます。つまり、見込み客とのコミュニティができるんですよね。

自分らしい暮らしを

――植物SNS「Green Snap」社の子会社化も、ユーザーとのコミュニティをつくるためでしょうか。


有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる