建設職人甲子園 鈴木誠 理事長
建設業界の発展等を目指し、2014年に発足した「建設職人甲子園」。今年1月に幕張イベントホールで行われた2回大会では6000人超の来場者が参加するなど盛り上がりを見せ、来年末までに正会員1000社、2030年までに47都道府県での開催を目指している。今年から本部の理事長に就任した鈴木誠氏に、これからの方針を聞いた。
正会員は440社
――建設職人甲子園は2014年の立ち上げから3年が経過しました。その間、昨年、今年と2度の決勝大会などが行われてきましたが、改めて、概要についてお聞かせください。
建設職人甲子園の決勝大会は、文字どおり地区を勝ち上がった事業者同士でNo.1の会社を決めるというイベントです。今年の1月に幕張イベントホールで行われた第2回の決勝大会は、6000人を超える人が集まりました。戦い方は、プレゼンテーション方式になります。
顧客との感動エピソードや仕事への情熱などを壇上で発表しあい、優劣を競います。地区と正会員も徐々に増え、現在は10地区・440社が加盟しています。
――今年の各地域の地区大会が終わったところなので、来年は決勝大会ですね。
決勝大会は来年の4月30日、幕張メッセで行う予定です。もちろん今までのようにプレゼンバトルは行うとして、力を入れたいのは一般のご家族が気軽に体験できる職人体験ブース。昨年もあったのですが、それよりもずっと大きいコーナーを設けて、未来を担う多くの子供たちに建設業の楽しさや魅力を伝えたいですね。他方、地区の例会ではセミナーや勉強会に力を入れ、「学びの場」として機能させていく予定です。
目指すべき4つの目標
――理事長として迎える決勝大会は初めてとなりますね。これからは、どんなことを目標、目的にされていきますか。

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