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「匠アカデミージャパン」本格始動、中高年のリノベ職人を育成

匠アカデミージャパン
笹川祐子 理事長
1288号 (2017/11/14発行) 11面
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匠アカデミージャパン 笹川祐子 理事長匠アカデミージャパン 笹川祐子 理事長

 人材派遣や教育研修を行うイマジンプラス(東京都渋谷区)は、定年後を含む中高年向け大工・職人の養成学校「匠アカデミージャパン」を開校。今秋から新たな養成プログラムも始動させる。需要が見込まれるリノベーションの職人育成に的を絞り、「第2の人生」の新しい形を提案する。同アカデミーの笹川祐子理事長に話を聞いた。

"インテリガテン"養成

――主に中高年層を対象とした「匠アカデミー」を立ち上げた動機は何ですか。

 少子高齢化に伴う人手不足で若年層は転職市場で需要が高い一方、40~50代の転職は難しいことに問題意識を感じていました。そこで中高年層が定年後を見据えて新しい学びを始め、手に職をつけてセカンドキャリアを築くための場所を提供したいと考えました。

――現在、住宅の内装リノベーションに絞ったプログラムを提供していますが、その理由は。

 今後、住宅業界全体が新築から中古重視に変わっていく中で、壁や床、電気配線や照明などのリノベーション工事を行う職人のニーズは高いと考えています。また、新築の現場の仕事に比べ、内装リフォームの仕事は中高年の方でも体力的にも技術的にも問題ない。「肩書きを下ろし、腕前を上げ、生涯現役」をキャッチフレーズに、知識人でありながら体を使った仕事ができる"インテリガテン"の育成を目指しています。

匠アカデミージャパン インテリガテンの育成をインテリガテンの育成を

講師はプロの大工職人

――具体的な講座内容は。

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