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メタコ、海外15カ国で網戸を供給

メタコ、海外15カ国で網戸を供給

メタコ
小澤 雅治 社長
1289号 (2017/11/21発行) 16面
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メタコ 小澤 雅治 社長メタコ 小澤 雅治 社長

 独自開発した折り畳み式収納網戸の製造と販売で成長を遂げてきたメタコ(東京都港区)。2000年代初期には海外進出も果たし、現在ではヨーロッパなど海外15カ国以上で製品の供給を行っている。勤続30年を経て昨年9月から新社長に就任した小澤雅治氏に話を聞いた。

独自の付加価値を

――現在では御社の主力事業となっている収納網戸ですが、発売当初のことについてお聞かせください。

 当社はもともとロールスクリーンの製造・販売を主力事業としていて、収納網戸を発売したのは今から19年前の1998年のことになります。私は1986年に入社し、工場での製造管理に配属されたのですが、当時はロールスクリーン事業ほぼ一本状態でした。併せて次の太い柱となる商品を全社的に考え、その結果、開発したものがプリーツ形状で横に折り畳んで収納できる網戸だったのです。

――中で簡単に取り付けられ、使わない時は自由に外して家の中にしまうことも水で洗うこともできるといった利便性が高い商品ですが、当時はかなり画期的な商品として評価されたのではないでしょうか。

 収納網戸は既存の平網戸を独自の視点で改造することで生まれた商品でした。ただ、売り上げは発売から4、5年は振るわず、転機となったのは2003年にドイツで開催された「R+T」展。出展し3社ほどから興味をもってもらえました。それをきっけに思い切って海外進出に踏み切りました。

――そこから急激に伸びたのですね。

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