【ニッカホーム社長インタビュー】会員制ネットワーク「センリョク」、わずか1カ月で200社が加盟
・ニッカホーム、会員制ネットワーク「センリョク」が好調
・リフォーム事業者に向けて「ノウハウ・ヒト・モノ」を提供
・BtoB事業でリフォーム業界の活性化につなげたい考え
ニッカホーム 西田裕久 社長
月1万円で自社ノウハウを開放
約300億円の売上高を誇る独立系リフォーム大手ニッカホーム(愛知県名古屋市)が、マーケティング会社のラン・リグ(東京都渋谷区)と共同で4月から開始した、リフォーム事業向けの会員制ネットワーク「センリョク」。ニッカホームが培ってきた「ノウハウ・モノ・ヒト」を提供するもので、開始から約1ヵ月で200社が入会、順調に会員を増やしている。ニッカホームの西田裕久社長に、BtoBを始めた本音を聞いた。
事業を全体サポート
――独立系リフォーム会社として65拠点、約300億円を売り上げるニッカホームの仕組みを活用できる「センリョク」。改めて概要をお聞かせください。
リフォーム事業者に向けて、当社が持つノウハウ・仕入れ力(モノ)・人的サポートを提供し、共同活用するネットワークです。対象は、既存事業強化、新規立ち上げ、下請けから元請けなど業態転換を目指す方。会員タイプも「共同仕入れ」「立ち上げサポート」「事業強化」の3つからニーズに合わせて選べます。入会金はそれぞれ、10万円弱、20万円弱、35万円弱。月会費は共通で9970円です。
――具体的には、どういった商品・サービスを提供されるのでしょうか。
「共同仕入れ」「相談会などのサポート体制」「各分野での日本トップレベルのノウハウの提供」という3つの価値を用意しています。まず「共同仕入れ」では、競争力のあるパッケージ商品をはじめ、養生材・保険・採用の媒体など、住宅事業にかかわる必要なモノはすべて、お得に仕入れられる仕組みを作っていきます。取り扱い商材は現在約2000点ですが、チラシなどの営業ツールも含め、大量購買のメリットが出るものはどんどん盛り込んでいきます。入会社数が増えれば、かなり安く仕入れられるサービスもあると思います。
各ブロックで相談会
――サポート体制では、相談会を実施するのですか。

最新記事
この記事を読んでいる方は、こんな記事を読んでいます。
- 1653号(2025/06/16発行)12面
- 1651号(2025/06/02発行)12面
- 1649号(2025/05/19発行)7面
- 1647号(2025/05/05発行)15面
- 1643号(2025/04/07発行)16面