【インタビュー】TOTO、「リモデルあんしん宣言」で需要喚起
TOTO
白川敬取締役 常務執行役員 販売推進グループ 物流担当 兼 WILL2022 日本住設事業担当
1320号 (2018/07/10発行) 11面
・TOTO、「リモデルあんしん宣言」でリモデル事業のPRを強化
・サポートデスク設置など、リフォームの不安を解消する体制を整備
・2022年度の売上高7200億円達成に向けて新商品を出していく
TOTO 白川敬取締役 常務執行役員 販売推進グループ 物流担当
兼 WILL2022 日本住設事業担当
TOTOが「安心」をキーワードにしたリフォーム拡大策を打ち出している。リモデルの新しい宣言である「リモデルあんしん宣言」をスタート。リフォームに関する不安を解消する体制を整え、需要喚起を本格化していく。国内の住設事業を担当する白川敬取締役常務執行役員に具体的戦略を聞いた。
3000件の事例掲載
――1993年のリモデル宣言から25年を経て、今回「リモデルあんしん宣言」を出した狙いは。
ここ数年、市場の成長が弱く、当社の国内リモデル事業も大きくは伸びていません。需要喚起のためには、もっとお客さんに寄り添う必要があると考え、安心宣言という形になりました。今年は浸透の年と位置づけ、PRを強化していきます。
――具体的には4つの施策があるそうですね。
1つは、リモデルの手順や費用、実例などの情報をサイトで分かりやすく提供する「リモデルライブラリー」です。TOTOリモデルクラブ店が実際に施工した事例約3000件を掲載しています。将来は掲載数を1万件に増やします。水まわりのリフォームならTOTOのホームページ、というところまで定着させたい。
――費用の相場を知りたいという声は多く、不安解消が期待できます。

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