有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

【インタビュー】タッセイ、福井地盤に年...

【インタビュー】タッセイ、福井地盤に年商96億円 210人の職人が原動力

タッセイ
田中陽介 副社長
1324号 (2018/08/13発行) 24面
このエントリーをはてなブックマークに追加

タッセイ 田中陽介 副社長タッセイ 田中陽介 副社長

建材と施工、セット提供

 福井、石川両県で建材流通事業に取り組む地場の企業がタッセイ(福井県福井市)だ。前期96億円を売り上げた同社は、戦後の創業以来69年にわたり商品と施工をセットで提供してきた異例の事業者だ。その施工の提供を可能にしてきたのが、組織化された210人の職人。田中陽介副社長に聞いた。

年5800件の工事を受注

――売上96億円の内訳は。

 スーパーゼネコンからの施設工事に関する建材の販売と工事が半分。工務店からの新築住宅、リフォームに関する販売、工事が半分です。昨年度は新築とリフォームで5800件受注しています。

――「材工」で提供する事業者はまれですね。

 祖父が、戦後進駐軍から払い下げられたセメントとベニア板を地元福井で販売したことが創業のきっかけです。しかし、地元の大工が施工の仕方を知りませんでした。それでは売れない。そこで、当社が職人を育成し、施工もつける売り方、「材工一式責任施工」をしたのが、このビジネスの始まりなんです。

――抱えている職人も相当な数ですよね。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる