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道具も自分で作る【スーパークロス職人】...

道具も自分で作る【スーパークロス職人】にインタビュー、限られた時間と条件で「攻略」を楽しむ

もりた屋
森田栄一さん
1332号 (2018/10/08発行) 15面
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もりた屋 森田栄一さんもりた屋 森田栄一さん

《Profile》
1968年7月5日に宮崎県で生まれる。20代前半で東京都江戸川区のクロス職人に弟子入りし、約10年修業を積む。2001年にもりた屋を創業。店舗やオフィスをメーンとして施工。現在2人の弟子を抱える。

 道具まで自ら作るというスーパークロス職人の森田栄一さん。若い職人が技術を求めて修業に来る背景には、職人としてのこだわりと、現場の攻略を楽しむ姿勢があった。森田さんに聞いた。

実際やってみると奥が深い

――クロス職人を選んだきっかけはなんでしょう。

 知人から「クロス職人って儲かるらしい」と聞いたから、という単純な理由です(笑)。僕も20代前半で若かったし、「クロスって、糊を付けて貼るだけでしょ」くらいに思っていた。ところが、実際にやってみると奥が深くて。親方一人でやっているような小さなクロス屋さんにお世話になっていましたが、親方に負けないようにと仕事をしているうちに、気づけば10年が過ぎていました。

――そこから独立された。

 独立したのは33歳の時。最初は、勤めていた会社のつながりから仕事を頂いていました。無地の白いクロスを貼る仕事も多かったですが、たまたま店舗改修などをしている会社と仲良くさせてもらっていたこともあり、オフィスに柄物のクロスを貼る仕事が増えていきました。今では、白無地よりデザイン壁紙の仕事の方が多いです。

――デザイン壁紙は施工が難しいので技術が必要と聞きます。そもそも、「腕がいい」とされる職人は、どこが違うのでしょうか。

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