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【ヤマダ電機社長インタビュー】脱「家電」、成長の新シナリオ

ヤマダ電機
三嶋恒夫 社長
1333号 (2018/10/15発行) 24面
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要約すると

・ヤマダ電機の「家電住まいる館」は3年後300店舗を目指している
・家電からインテリア、リフォーム提案につなげる新しい売り方
・ソファなどのオリジナルのインテリア商品も店頭に並ぶ


ヤマダ電機 三嶋恒夫 社長ヤマダ電機 三嶋恒夫 社長

 家電も家具もリフォームも。1つの店舗で住宅にまつわるあらゆるサービスを提供しようとビジネスモデルの転換に乗り出しているのがヤマダ電機(群馬県高崎市)だ。事業の核となる店舗「家電住まいる館」が続々と誕生している。拡大のための新シナリオはうまくいくのか。三嶋恒夫社長に聞いた。

3年後に300店舗

――リフォームも家電もインテリアも販売する「家電住まいる館」が増えています。どれだけ増やすのでしょうか。

 3年後に300店舗にしたい。既存店が660店舗ありますが、大多数を新業態に変えていきます。ヤマダ電機は創業45年になりますが、今、家電量販店から「家電住まいる館」へと業態を変えようとしている。私はこれを進め業績を上げていくことがミッション。

――すでに約40店できました。しかし、以前もリフォームの設備が売り場にありました。今回の店舗は何が違うのでしょうか。

 家電からリフォーム、インテリアに自然につながっていく点が違います。例えば、ある店舗ではテレビコーナーにソファが30台並んでます。テレビを買うときにこのソファがあると見やすいですよとか、自然と提案できる。さらに、テレビ台、テーブル、カーテン、照明も売り場にあります。もちろん壁紙のリフォームもできます。そうなるとテレビを提案しているというよりは、リビング・ダイニングをどうするかという話につながっていく。

ヤマダ電機 テレビ、ソファ、キッチンでコーディネートされた空間テレビ、ソファ、キッチンでコーディネートされた空間

インテリアが大事だ

――商材同士が自然につながると。

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