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【左官工事会社のメガステップ社長インタビュー】新人を1カ月で稼げる職人に、研修施設「職人道場」を運営

メガステップ
小山宗一郎 社長
1336号 (2018/11/12発行) 19面
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即戦力を育てる"ものづくりの里"

 左官工事会社のメガステップ(東京都品川区)は、栃木県那須塩原市で、左官や塗装、防水、クロスなど、建設現場で必要な技術の研修施設「職人道場」を運営する。年末には、同じ市内に7300坪の敷地に移転し、拡充を図る予定だ。長年、業界の地位向上や職人人口の増加のため活動を続ける小山宗一郎社長に、創設の目的や今後について聞いた。

苦手を克服する完全個別指導

――新人が基本を学ぶ研修施設を立ち上げたきっかけは何ですか。

 職人の現場では、新人は材料を練らされたりしていて、たまに「お前、ちょっと壁塗ってみろ」とやらせてもらうだけなので、1年経っても2年経ってもなかなかできるようにならない。

 うちの会社では、15年前くらいから左官の教育システムを始め、左官会社に講演で話したり、ムービーを見せたりしていたのですが、そういう動きが広がらなかったので、他の分野にも横展開させて始めました。

――「職人道場」では、どのくらいの期間でどんな業種が学べるのですか。

 左官、防水、クロス、床、長尺などから1業種を選んで、1カ月間、約200時間かけて基本を学びます。それぞれが50項目にわたるカリキュラムになっていて、講座終了後に一つ一つ行うテストに合格すると次に進めます。人によって進むペースが違うので、同じ場所にいても違うことを学ぶ、完全個別指導です。

――具体的に、どんなカリュキュラムがありますか。

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