・三和ペイントの木原史貴社長に外装塗料のこれからについて聞いた
・三和ペイントが関西ペイントと共同開発した塗料「グランコートシリーズ」を新たに投入する
・商品やサービスよりお客様満足で他社と差別化するため、人材育成に力を入れているという
三和ペイント 木原史貴 社長
11年で人員11倍に、"人"を基軸に2500棟塗装
外壁塗装リフォームを専業とする三和ペイント(大阪府大阪市)が、関西ペイントと共同開発した塗料「グランコートシリーズ」を新たに投入する。同塗料を含め、機能や耐久性をうたう外壁塗装が次々と登場しているが、同社は「人こそがビジネス拡大のカギになる」として人材育成に力を入れている。木原史貴社長に「外壁塗装のこれから」について聞いた。
三度の定期点検、満足呼ぶ
――2007年に設立されて以来、従業員数はおよそ11倍、売り上げはグループで約40億円に達しています。業績は順調に伸びていますね。
11年前に20人からスタートし、現在は関連会社含めて230人を超える会社に成長しました。当初から外壁塗装をメインにしており、売上比率は98%。一般のお客様が大多数を占めます。
――成長を遂げてきた理由は何でしょうか。
長期的な価値観で事業や採用と向き合ってきたところだと思います。外壁は長期耐久財ですから、長年にわたって機能や品質を保持するために、どんな塗料や材料を使うか、施工の質はどうあるべきか、会社としての姿勢はどうあるべきかといった点が重要です。
――新塗料の「グランコートシリーズ」を投入されますね。成長戦略の中で、の位置は。

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