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【トーヨーキッチンスタイル社長インタビュー】独創的なキッチン目指す

トーヨーキッチンスタイル
清本英嗣 社長
1345号 (2019/01/21発行) 20面
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要約すると

・トーヨースタイルキッチンでは、現渡辺会長から清本社長に交代が行われた
・同社はキッチンが主力商品だが、ここ数年でインテリアを強化している
・今後の展望について、清本社長に話を聞いた


トーヨーキッチンスタイル 清本英嗣 社長トーヨーキッチンスタイル 清本英嗣 社長

 年商37億円を売り上げるトーヨーキッチンスタイル(愛知県名古屋市)は、アイランドキッチンを日本でいち早く手がけ、世界的インテリアブランドKartell(カルテル)の日本総販売代理店も務める。昨年5月、現渡辺孝雄会長から清本英嗣社長に交代し、新体制がスタート。インテリアとキッチンの融合、今後の展開について、清本社長が語った。

発想はファッションや車から

―― キッチンが主力ですが、売上高のどれくらいを占めますか。 

 キッチンが60%、インテリアが30%、バスや洗面台などが10%。インテリアはもともとゼロに近く、ここ数年で増えてきました。キッチンはほぼ住宅向けで、アイランドキッチンが出荷量の8割を占めます。

――インテリアを強化していますね。

 コントラクト系がこれから増えると考えます。事務所や結婚式場、レストランなどで納入が増えているからです。例えば照明だと、車のショールームからの要望がここ1、2年で増えている。主に高級車向けのディーラーです。車のショールームは1つ採用されると、一気に他のショールームでも使用される。

トーヨーキッチンスタイル キッチン部分とは別のサービングエレメントは、3タイプから選べるイノ・プラグインキッチン部分とは別のサービングエレメントは、3タイプから選べるイノ・プラグイン。
ライフスタイルに合わせて取り替え可能

――キッチンデザインは非常に特徴的です。デザインで心掛けていることは。

 独創性のあるものを意識して開発します。そのためファッションや車、インテリアなどキッチン以外からアイデアを見いだします。

 例えば、「この照明に合うキッチンはなんだろう」と考える。また、こういう暮らしがしたいなら、この機能やデザイン、品質といった感じで落とし込む。普通のキッチン開発はデザインより機能性や収納性などから始まる。別の視点からアプローチすることがないと、他社との差別化はできないです。

 そして、キッチンはインテリアだと思う。私どものコンセプトである「住むをエンターテインメントに」を、キッチンとインテリアを組み合わせてアプローチしていきます。

――昨年発売したキューブは、世帯の変化に対応した商品ですね。

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