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【ターナー色彩社長インタビュー】塗料で白の壁紙に"色彩"を

ターナー色彩
松村 隆 社長
1347号 (2019/02/04発行) 10面
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要約すると

・ターナー色彩は70年以上の歴史を持つ絵具と塗料のメーカー
・去年に社長に就任した松村社長にこれまでの歩みと今後の戦略を聞いた
・総合色彩メーカーとして今後は100年企業を目指すと松村社長は話す


ターナー色彩 松村 隆 社長ターナー色彩 松村 隆 社長

「絵を描くように壁をペイント」

 1946年創業で、70年以上の歴史を持つターナー色彩(大阪府大阪市)は絵具と塗料のメーカー。特に絵具は、全国の中学校の約7割のシェアを誇り、多くの人が利用した経験があるはずだ。絵の具の"色彩"を意識しながら塗料も展開。創業時から手がける「ネオカラー」や壁面塗料の「Jカラー」、小物類のペイントに特化した「ミルクペイント」等を提供する。2018年4月に社長に就任した松村隆社長にこれまでの歩みと今後の戦略を聞いた。

発色の良さが評価ポイント

――創業当時は、絵具の会社だったのですか。

 創業者が塗料会社の出身で、当時から絵具と塗料の2本柱。現在も売り上げの半分以上が絵具です。塗料はネオカラーという野外用絵具で、昔は映画館の看板などに使用していました。発色が良いと評価され、今は宝塚やテレビ局などの舞台造形やライブアートなどに使用されます。

――その後に室内壁用の塗料を展開したわけですね。

 当社の建築・住宅用塗料分野へのきっかけのひとつが、2000年に発売したインテリアペイントのJカラーです。特徴は発色の良さと塗りやすさ。本当に塗りやすいんです。インテリアペイントでそれを実現するのはかなり難しいのですが、長年培った技術で可能にしました。さらに、創業当時から水性塗料にこだわっています。だから初心者でも塗りやすく、成分に溶剤などを含まないので臭わず安心安全です。

 また、こういう色を再現して欲しいという、他でできない要望にも対応できますし、他社が真似できない少容量に対応できるのも特徴ですね。

――出された後の引き合いはどうでした。

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