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【国際創研社長インタビュー】ボタン一つで勤怠管理できる建設業界向けの業務効率化ツールを販売

国際創研
平間浩二 社長
1350号 (2019/02/25発行) 23面
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国際創研 平間浩二 社長国際創研 平間浩二 社長

「らくらく現場」で効率化

 短期間に多くの人間が出入りする工事の現場では、今も図面や報告書が紙でやりとりされることがほとんど。「働き方改革」が求められる中、昨年4月に建設業界向けの、業務効率化ツールとして販売された「らくらく現場」が話題だ。開発した国際創研(山形県米沢市)の平間浩二社長に話を聞いた。

4つの管理をクラウドで

――「らくらく現場」とは何ですか。

 スマートフォンやタブレットで建設現場の勤怠、安全、情報、工数と4つの管理を行うクラウドサービスです。これらの情報は、全て事務所と瞬時に共有できます。

――勤怠管理や安全管理を効率化するツールはあまりなかったと思います。

 勤怠管理はまず、協力業者も含め現場ごとにどの人員が入るかを入力しておきます。当日は、入力された人員が現場に到着後、自身のスマホで出勤、退勤のボタンを押すだけで勤怠情報の入力が完了する仕組みです。GPSで場所の特定がされるため、ごまかすことはできません。また、シンプルな画面で外国人や年配者にもわかりやすくしました。作業員一人ずつ勤務状況が明確にわかるので、工数管理も可能になります。

 ほかに、毎朝行われる安全ミーティングを確実に行ったかのチェック項目を設けており、参加者を記録する写撮影機能も搭載しました。これは出勤打刻の代わりにもなります。また、ガードマンの配置や安全のためのポールなどの設備を撮影しておけば、万が一安全管理を問われた時の証拠になります。

人員配置簡単に

――導入するメリットは何でしょうか。

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